京都市左京区の曼殊院

京都は観光の名所です。
世界各国からたくさんの人々が訪れることでも有名で、とても人気のある観光地となっています。
有名なお寺もたくさんあり、どのお寺も行きたくなってしまうでしょう。
しかしたくさんありすぎて、どのお寺を選んで観光したらいいかと悩んでしまうかもしれませんね。
有名すぎる王道のお寺に行くのもよいですが、少し違う目線で観光してみるのもよいですよ。

 

今回は、ミステリーが大好きな人にぴったりのお寺を紹介しようと思います。
京都の左京区に、曼殊院というお寺があります。
ここは、とても美しい庭があって、紅葉も綺麗で、それらを目当てにたくさんの人々が訪れるお寺なのですが、実は、これらの綺麗な景色とは別のことで有名なお寺でもあるのです。

 

曼殊院が有名である別の理由、それは何かというと、幽霊の掛け軸があるということなのです。
曼殊院にはとても怖い幽霊の掛け軸が2枚存在しています。
老女と若い女性の幽霊の絵がそれぞれ並んで展示されているのだそうで、とても迫力があるとの事です。

 

しかし、これらの掛け軸を見に行くときは注意が必要で、どうやらふざけた気持ちで見に行くのはやめた方がよさそうです。
掛け軸のそばには、撮影をすると差し障りあることが起こる可能性がある、のような旨の言葉が書かれているそうです。
掛け軸を撮影してしまった人達から、撮った写真を供養してほしいとの依頼がたくさんあったという話もあり、生半可な気持ちで見に行ったり、写真をとろうとしたり、実際に写真をとったりなどということは絶対に避けなければいけないということです。
なんと、掛け軸を見て、体調を崩す人も中にはいるという話もあるそうです。

 

曼殊院に是非行ってみたい、と思ったミステリー好きの人は多いと思いますが、このお寺に行く場合は、厳かな気持ちで、失礼のないように、礼儀をわきまえて拝観することを忘れずにいてもらいたいと思います。

 

曼殊院は、普段から、多くの参拝者でいっぱいということもなく、とても落ち着いた雰囲気のお寺なので、ゆったりと拝観できる穴場のスポットだと思います。幽霊の掛け軸を拝観するときは、ふざけることなく、心して静かに拝観するようにしましょう。

京都市中京区のあわわの辻

京都の中京区には、世界遺産でもある有名な二条城があります。
世界中から観光客が訪れる人気のスポットでもあります。
この二条城、実はミステリーに視点を置いた楽しみ方もできるのです。
今回はそのミステリーを紹介しようと思います。

 

平安時代の京都の夜は、現代とは違い、明かりもなく深い暗闇が広がっていました。
現代人が失ってしまったと言われる第六感、それは霊的な感覚のことですが、平安時代の人々はそのような感覚を持ち合わせていたようです。
もののけを察知する能力がとても高かったようで、今回の舞台である二条城の辺りでは、百鬼夜行がたびたび現れ、人々はそれに出会い、たいへん怖がっていたということです。

 

百鬼夜行とは、夜中に、鬼や妖怪達が行列をなして練り歩く様子のことを言います。
昔、あわわの辻と呼ばれた場所があり、そこでこの恐ろしい百鬼夜行が出没していたそうです。
大内裏の南東の角に位置していたこの辻は、現在は二条城の敷地内に入り込んでいるとのことです。

 

あわわの辻という呼び名の由来は諸説あるそうですが、一番有名なのは、鬼や妖怪に出くわした時の人々の言葉です。
百鬼夜行に出くわした人々が驚いて、「あわわ…」と言って逃げていく、そんな状態からあわわの辻と呼ばれるようになったとのことです。

 

あわわの辻にちなんだエピソードがいくつかあり、その中には有名な陰陽師である安倍晴明に関するものもあります。
賀茂忠行という陰陽師の一行が、このあわわの辻を通りかかったときの話です。
百鬼夜行が現れたことに真っ先に気付いたのは、同行していた幼き日の安倍晴明でした。
師匠の賀茂忠行にそのことを知らせ、なんとか難を逃れられたということです。
安倍晴明は幼いときから高い能力があったのですね。
このエピソードは今昔物語の中に記されています。

 

京都には、不思議な言い伝えが数多く残されています。
これほど歴史を感じることのできる場所は他にはないのではないでしょうか。
二条城を観光で訪れる人はたくさんおられますが、このような視点で観光してみるのもまた違った趣があってよいと思います。
あわわの辻という穴場のスポットに思いを巡らせながら、二条城を見学してみてはいかがでしょうか。

京都市上京区の晴明神社

みなさんは陰陽師をご存知でしょうか。
日本では、映画やゲームの主人公になっていたりで有名ですね。
陰陽師とは、平安時代に実在していた、特殊な能力を持っていた人々のことです。

 

平安時代というのは、天皇を中心とした貴族階層が日本を支配していた時代です。
この時代には、穢れをはらうために一定期間外に出ない物忌みや、方角を占い、不吉だと言われる方面には移動せず、別の方角へ行き、違うところを通って目的地に向かう方違えなどの風習がありました。
貴族階級の人々は、身辺に何か不安なことがあると陰陽師に相談し、占ってもらった結果をもとに物忌みや方違えを行っていたのです。
よくないことが身辺におこると、人はなにかにすがりたくなるものです。
人々の思いは昔も今も変わらないですね。

 

京都の上京区には、陰陽師ゆかりの神社である晴明神社があり、ここは平安時代の最強の陰陽師、安倍晴明を祀る神社として有名です。

 

晴明神社の中には、たくさんの見どころポイントがあります。
提灯にかかれている、陰陽師のシンボルである星型のマークは、ここが晴明神社であるということを特に印象付けるものとなっています。

 

境内には、飲むと病気が治るという言い伝えが残る、晴明井という星型のマークが刻まれた井戸があり、ここの水を汲んでいく人がたくさんおられるようなので、是非立ち寄りたいポイントです。

 

また、本殿の前には、金属製の、桃の形をした厄除桃と呼ばれるものがあります。
撫でると厄をとってくれるということなので、この桃も是非撫でにいってみて下さい。

 

京都には、たくさんの有名な神社が存在していて、多くの観光客が押し寄せます。
有名どころに行くのももちろん楽しいですね。
しかし、ときにはちょっと違ったスポットを観光してみるのも楽しいですよ。
平安時代の最強の陰陽師である安倍晴明のパワーが宿る晴明神社は、ちょっとミステリーを感じたい、神秘的な穴場のスポットに行きたいという人にぴったりの場所です。
魔除けや厄除けの力があるといわれている晴明神社で、運気を上げにいってみませんか。
特殊な能力を持ち、呪術を操っていたといわれる安倍晴明。
時空を越えて、陰陽師のパワーを肌で感じてみて下さい。

 

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